鈴木亮平さんと黒木華さんが主演するドラマ『下剋上球児』。
原作の元となっているは、菊池高弘さんによる同名の小説です。
\この記事に書かれていること/
- ドラマ『下剋上球児』の原作はどんな物語なのか
- ドラマ『下剋上球児』の原作者はどんな人物か
- ドラマ『下剋上球児』を今すぐ読めるところはどこか

『下剋上球児』についてサクッと詳しくなれるよ。
ドラマと合わせて、小説もぜひ手にとってみてくださいね。



ではでは早速、原作情報から見てみよう!
ドラマ『下剋上球児』の原作は同名ノンフィクション小説で実話?


ドラマ『下剋上球児』は、菊池高弘さんによる同名のノンフィクション小説『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』が元となっています。
\原案となった小説はこれだよ/


【書籍情報】
- 著者:菊池高弘(きくち たかひろ)
- 出版日:2019年3月7日
- 定価:1,650円(税込)
- ISBN:9784862554994
もう少し正確に言うと、ドラマ『下剋上球児』は、原案となった小説にインスピレーションを受けて創作されているものの、ドラマ内に登場する人物や学校などの施設・団体、ストーリーなどはすべてフィクション、ドラマ製作サイドが創作したものです。
つまり、「お話のテーマや大まかな設定のアイデアは、原作となった小説からもらってきたけれど、その他は全然別もの」ということですね。



小説『下剋上球児』は「原案」ということになるね。
ドラマ『下剋上球児』原案となった小説の内容・あらすじ


ドラマ『下剋上球児』の原案となった小説・あらすじは、以下のようになっています。
\出版元サイトより抜粋/
10年連続、県大会初戦敗退の弱小校
かつて県内で一番対戦したくない
“荒れた高校”がまさかの甲子園!?
「一生覚えとけよ。こんだけの人が、お前らを応援してくれてんだぞ」
2018年夏の甲子園に初出場した三重県立白山高校。
白山高校は、いわゆる野球エリート校とは対照的なチーム。
10年連続県大会初戦敗退の弱小校。「リアル・ルーキーズ」のキャッチフレーズ……。
そんな白山高校がなぜ甲子園に出場できたのか。
そこには、いくつものミラクルと信じられない物語が存在した。
「菊地選手」渾身の一作。
学校も野球部も地元も熱狂! ひと夏の青春ノンフィクション。
引用元:KANZEN



リアル・ルーキーズの下剋上物語!
\目次を見てみると、内容がさらに見えてくるよ/
■小説『下剋上球児』のもくじ
- 第1章:雑草だらけのグラウンド
- 第2章:牛歩のごとく進まぬチーム
- 第3章:10年連続三重大会初戦敗退
- 第4章:真面目軍団と問題児軍団
- 第5章:一筋の光明と強豪の壁
- 第6章:8名の野球部顧問
- 第7章:過疎の町と野球部
- 第8章:三度目の正直
- 第9章:監督の手を離れるとき
- 第10章:日本一の下剋上
- 第11章:空に昇っていく大歓声
- 第12章:白山はなぜ甲子園に出られたのか
どれだけ荒れ放題だったのかを伝える第1章から、章を追うごとに部が変わっていく様子が描かれていきます。
途中には、「超えるのが難しいのでは」と、挑戦する前からあきらめてしまいそうになる壁が何度も立ちはだかりますが、あきらめず1歩1歩前へ進んでいく、健気な姿に胸を打たれます。
物語の終盤で、「リアル・ルーキーズ」とまで呼ばれた弱小野球部の彼らが、多くの人の応援と大歓声に包まれていく様子は、鳥肌もの。
読んだ後、とても清々しい気持ちになれる物語です。



自分も頑張ろう!と思えたよ。
ドラマ『下剋上球児』原案の小説を執筆した『菊池高弘』はこんな人物
原案となった小説『下剋上物語』を執筆した、菊池高弘さんは以下のような方です。


- 名前:菊池高弘(きくち たかひろ)
- 生年月日:1982年1月2日
- 出身地:東京都
菊池高弘さんは根っからの野球好き。
中央大学を卒業後、野球好きが高じて、野球専門誌『野球小僧」『野球太郎』などの編集者としてお仕事をされていた時期もありました。
2015年には、フリーのライター、編集者として独立。
ユニークなイラストと思わずクスッと笑ってしまう文面で、野球部員の行動をまとめた解説本『野球部あるある(集英社/全3巻)』を出版。
シリーズで累計13万部にものぼる大ヒット作となっています。



『野球部あるある』は『菊池選手』というペンネームで書かれているよ。
またご自身も野球をずっと続けており、ときには選手としてプレイすることも。
執筆家、編集者、野球選手としての顔のほか、「野球部研究家」と看板を掲げ、野球部員たちの生態を観察・分析するといった活動も続けられています。



大ヒットとなった『野球部あるある』は、「野球部研究家」の活動の一環から生まれた本だよ。
菊池高弘さんが出版された作品には、以下のようなものがあります。






そして2019年に、ドラマ『下剋上物語』の原案となった『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』を出版されたのでした。



知ってる作品はあった?
2023年7月26日には、『野球ヲタ、投手コーチになる。元プロ監督と元生物部学生コーチの京大野球部革命』という書籍も発行。
野球が好きななら、菊池高弘さんの書籍は特にハマってしまうのではないでしょうか。



原案小説と合わせて、いろいろ読んでみてね。
ドラマ『下剋上球児』原案の小説が今すぐ読めるところ


ドラマ『下剋上球児』の原案となった小説『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』が今すぐ読めるところは、以下の通りです。



上記はすべて「電子書籍」として読めるところだよ。
特に、使い勝手が抜群で、お得に読めるのは、ebook japan。
初めて利用する方に配布される、「70%オフになるクーポン」を利用すると、紙の本では成し得ないお得な価格で、目的の本を読むことができるのです。
支払いにおいては、幅広い決済方法に対応している点も魅力的。
PayPayを始めとする電子決済なども各種使えるので、よく利用する決済手段で貯まったポイントで、「実質0円で本を買う」なんてこともできるのです。



今までよりたくさん読めるようになるね。
小説『下剋上球児』を好きなタイミングで読み始めるなら、断然「電子書籍での読書が便利でお得」です。
書店が閉まっている夜中に急に読み始めたくなっても大丈夫。
本を買いに書店に行く時間がなくても大丈夫。
いつでも、手持ちのスマホやタブレット、パソコンから読み始めることができます☺︎
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ドラマ『下剋上球児』原案の小説を読んだ人の感想・レビュー


原案となった小説『下剋上球児』を読んだ方々からは、どんな声があがっているのかリサーチしてみると、以下のような感想・レビューが寄せられていました。
去年の白山高校が忘れられなくて、発売日に購入。
引用元:ebook japanブクログ
白山高校野球部の彼らは決して「リアルルーキーズ」なんかではなかった。だって決してヤンキーではない。
野球が好きな普通の高校生だ。
自信がなくて、勉強嫌いで、調子に乗りやすい、普通の高校生。
普通すぎて、甲子園で活躍する強豪なら、絶対になさそうなエピソードばかりで、私でも「ほんと、よく甲子園行けたな…」と思う。
だって、公式戦で、味方のバッターが打ったのに、三塁の白山選手が「ぼーっとしてました」という理由で、ホームに戻らず、なんで三塁に戻ってるの…(笑)
彼らが甲子園に出れたのは、ちょっとだけ運もあっただろう。神様の采配的なものもあっただろう。
でも、そんな彼らと、東監督が大好きです!
漫画のようなありえなさに笑って泣ける、実際の物語。
野球が好きでたまらない彼らが巻き起こした彼らの旋風を忘れてはならないと感じさせてくれた1冊でした!!
引用元:ebook japanブクログ
決して嘘ではない、彼らが100回目の記念大会に残してくれた奇跡を!
やはり、純粋な姿は美しい。
引用元:ebook japan読書メーター
菊池さんの文章から伝わる臨場感は、胸を熱くさせてくれました。
誰もが無理だと思っていたことを成し遂げた、白山高校の野球部員とその監督。
シンデレラストーリーの裏に隠された、1人ひとりの想い、現実に負けじと戦う姿に、思わず胸が熱くなってしまった方も多かった模様です。
彼らが、何をしたのか。
野球好きでなくとも読んで損はない物語となっています。



彼らの姿には、学ばされるものがたくさんあるよ。


ドラマ『下剋上球児』原案の小説が誕生したきっかけ


原案となった小説『下剋上球児』の誕生は、三重県にある白山高校の野球部員たちが、誰しもが驚くような奇跡を起こしたことに始まっています。
全国津々浦々、野球部員たちを観察しては、研究結果として「あるある本」などを出版してきた菊池高弘さん。
この菊池高弘さんが、白山高校・野球部で実際に起きた出来事をまとめ、小説化したのが『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』でした。
2018年、高校野球界に驚きのニュースが飛び交います。
県大会に出場しても10年連続で初戦敗退を繰り返していた白山高校の野球部が甲子園への出場を決めたという、耳を疑うようなニュースでした。


「リアル・ルーキーズ」とも呼ばれた彼らは、いつも自分達に自信が持てず、弱小校のレッテルからも抜け出せずにいました。
部員も、1人減りまた1人減り・・・とうとう最後の1人になって廃部寸前の状態にまで陥っていたのです。
そこへ赴任してきたのが、東拓司監督(教員)でした。


東拓司監督は、選手の1人ひとりに向き合い、環境面から部内を立て直し、甲子園出場の切符を手に入れるまでに導いたのです。
今から5年前、「日本一の下剋上」のキャッチフレーズで夏の三重大会の頂点に駆け上がったチームがあった。
三重県立白山高校。その2年前までは10年連続で夏の三重大会初戦敗退の弱小校だった。甲子園出場を決めた選手たちのほとんどが第一志望の高校受験に失敗しており、自分に自信が持てない球児たちが起こした奇跡に高校球界は騒然となった。
一時は部員が1名まで減って廃部寸前だった白山に赴任し、環境面から立て直したのが監督を務めた東拓司さんである。
引用元:web Sportiva
「県内で一番対戦したくない相手」とまで言われるほど荒れていた、白山高校の野球部。
監督と部員たちは「日本一の下剋上」のキャッチフレーズを掲げ、弱小校と呼ばれた部の変革を目指しました。
その過程でのさまざまな取り組みや出来事を取材し、胸打つ文章でまとめあげたのが、全国の野球部員を観察し続けていた菊池高弘さんだったのです。


白山高校野球部の物語は、何百人と野球部員を取材してきた菊池高弘さんにしか書けない物語だったに違いありません。
白山高校の成し遂げた快挙を耳にした瞬間、「これは話を聞きに行かなくては」と、今すぐにでも飛び出したい心境であったことでしょう。
実際に、菊池高弘さんはすぐ取材に赴き、かなりの早いペースで小説の出版まで進めています。
小説『下剋上物語』は、これまでに3刷の重版を重ね、2023年にはドラマ化も決定。
出版から数年経っても、人気が色褪せず「話題の本」となり続けています。
野球と共に生き、野球一色の人生を過ごされている著者だからこそ、目の前でその出来事が起きているかと錯覚するような、リアルさのある物語、読む人の心を惹きつけて止まない物語が書けたのではないでしょうか。



野球ファンでなくても胸熱になる物語だよ。
まとめ
ドラマ『下剋上球児』の原案となったものは、菊池高弘さんのノンフィクション小説『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』でした。
ドラマでは、この小説の大まかな筋書きや設定を元に、オリジナルストーリーを製作しているため、「原作」としての扱いではなく「原案」として紹介されています。
2018年に高校球児たちが実際に起こしたミラクル。
一体何をしたら奇跡が起きたのか、ドラマと合わせてノンフィクションの原案小説も、ぜひ一読してみてください。



本当にあったことだと思うと、驚きだよ!
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