2020年10月6日に、長い闘病生活の末亡くなった、マンガ家のまつもと泉さん。
お嫁さんや子供さんなどご家族はいるのでしょうか。
まつもと泉さんの結婚歴や家族構成についてまとめました。
まつもと泉に嫁はいる?【結婚歴】

引用:webun.jp
まつもと泉さんは1962年に、お見合いにより結婚。
お嫁さんとなった女性は・・・
- 富山県出身
- 4歳年下
ということが分かっています。
また、生前は『町田市内にあるマンションにお嫁さんと2人で暮らしている』との話もありました。
まつもと泉さんは、享年61歳とのことですので、お嫁さんは2020年現在で『57歳前後』辺りでしょうか。
離婚歴などの話もないことから、ずっとこのお見合いで結婚された女性と一緒に過ごされてきたのではないでしょうか。
まつもと泉の家族構成は?子供は何人?

引用:youtube.com
まつもと泉さんに、お嫁さんがいらっしゃることはわかりましたが、子供はいるのでしょうか。
先の情報によりますと、
『町田市内にあるマンションにお嫁さんと2人で暮らしている』
と、ありましたから直近では、お子さんらしき人物とは一緒に住んでいないようですね。
まつもと泉さんの年齢も61歳ということですから、仮に子供がいてもすでに成人され実家は出ている年齢でしょうか。
まつもと泉さんとお嫁さんに子供がいるかは、定かではありませんが、お子さんらしき人物と、晩年は一緒に暮らしていないということは確かなようです。
まつもと泉さんが漫画家になった理由【経歴】

引用:ure.pia.co.jp
まつもと泉さんというと、『きまぐれオレンジロード』という漫画の作者ということで有名ですが、漫画家になったきっかけは何だったのでしょうか。
まつもと泉さんをインタビューした過去記事によると・・・
- 10歳上のお姉さんが漫画が好きだった
- 姉が買ってきた『少女漫画誌』をよく読んでいた
と、お姉さんの影響で漫画の魅力に気づいたようです。
お姉さんが買ってきた漫画からの影響は、その後のまつもと泉さんの作風にも、色濃く影響しました。
まつもと泉さんが影響を受けた女流漫画家さんは以下のとおり。
- 多田かおる
- よしまさこ
- くらもちふさこ
画風や、ラブコメの要素など、少女漫画の作風をたくさん取り入れているのが、まつもと泉さんの作品の特徴の1つでもあります。
まつもと泉はミュージシャン志望だった

引用:hc.nikkan-gendai.com
今でこそ漫画家として認知されているまつもと泉さんですが、実は当初は『ロックミュージシャン』を目指していたといいます。
高校を卒業後は、ロックミュージシャンを目指して富山から上京。
元々無類のロック好きで、ドラムを得意としていたそうです。
まつもと泉さんの好きなアーティストは・・・
- シンガーソングライターの杉真理
- ジェネシス
- TOTO
など、国内外のアーティストから影響を受けていたようですね。
ミュージシャンに憧れて上京したまつもと泉さんでしたが、致命的な欠点が。
それは・・・
『楽譜が読めない』
ということ。
このことが原因で、ミュージシャンへの道を断念し、デザイン学校へ入学し直しました。
まつもと泉が漫画家への道をつかんだきっかけ

引用:twitter.com
ミュージシャンになることを諦めてデザインの専門学校へ入学したまつもと泉さん。
専門学校に在学中、高校時代からの友人だった方と漫画を制作したといいます。
いくつかの出版社に持ち込んだ結果、『集英社「週刊少年ジャンプ」編集部の高橋俊昌さんさん』に認められ、デビューへの道が決まったといいます。
こうして、まつもと泉さんはミュージシャン志望から、プロの漫画家としての人生へ舵を切って行ったのです。
まつもと泉の代表作品は?

引用:matomedane.jp
まつもと泉さんといえば、「きまぐれオレンジロード」が有名ですが、他にも代表作があります。
- きまぐれオレンジ☆ロード
- せさみ☆すとりーと
- 新きまぐれオレンジ☆ロード(小説)
- Graffiti(短編集)
他。
きまぐれオレンジロードなどの漫画以外にも、イラストの得意さを活かして『作画集』を作ったり、他の作品の『キャラクターデザイン』なども担当。
音楽の才能もあったのでしょうが、イラストなどクリエイティブな才能も高いとは、本当に素晴らしい限りです。
まつもと泉は1999年頃から『脳脊髄液減少症』の症状で苦しんでいた
2020年10月に入り亡くなったまつもと泉さんですが、実は随分と前から病気による不定愁訴に悩まされていたといいます。
まつもと泉さんの体に異変が出始めたのは、1999年頃。
頭痛や首・肩の痛みが出始め、いろいろ受診するも原因が分からず、当時は「精神的なもの」と判断されていたといいます。
それから4年の月日が流れ、まつもと泉さんのお姉さんがある新聞記事を持ってきます。
そこには『脳脊髄液減少症』に関することが書かれていたのだそう。
『脳脊髄液減少症』とは、何らかのきっかけで髄液が漏れ出す病気
と言われています。
最初の症状が出てから約5年、ようやくまつもと泉さんの体調不良の原因が「脳脊髄液減少症」であることが判明。
そこから適切な治療が始まったといいます。
この病気の原因となっているかは不明ですが、実はまつもと泉さんは3歳の時に、ひき逃げ事故にあったことがあるのだそう。
幼少期からずっと虚弱体質で悩んでいたというまつもと泉さんでしたが、この時の事故が原因で何らかの損傷を体に負ってしまっていたのかもしれませんね。
まつもと泉さん自身も、「(ずっと虚弱体質だったのは)もしかすると脳脊髄液減少症の症状だったのかもしれない」と後になって語っていたことがありました。
まつもと泉は2020年10月6日に死去『数年前に手術の心臓』に不安を抱えていた
まつもと泉さんの事務所からの発表は以下の通りとなっています。
まつもと泉は今月6日午前0時過ぎに、
かねてより入院療養中の病院にて永眠いたしました。
これまで公私に亘ってお付き合いをいただきました方々、
そして作品を愛してくださいました方々に
心より御礼を申し上げます。近年のまつもと泉は脳脊髄液減少症による不定愁訴に苦しみながらも
仕事復帰への意欲に燃えて闘病を続けてまいりましたが
数年前に手術をした心臓にも不安を抱えており、
残念ながら身体が保たなかったようです。ただ医師によりますと、苦しむことなく睡眠中に
そのまま安らかに旅立ったとのことでした。なお葬儀はすでに近親者のみで執り行いましたので、
お供えやご香典はご辞退いただきたくお願い申し上げます。略儀ながら書中をもちまして、
まつもと泉についてのご報告とさせていただきます。
あらためまして生前お世話になりました皆さまに
感謝をお伝えしますとともに
今後ともまつもと泉の作品を広く楽しんでいただけますよう
お願いをいたします。WAVE STUDIO
この発表によると、まつもと泉さんは『数年前に心臓の手術』をしていたようです。
その影響か、心臓や体全体においても、不安視される要素があったようですね。
長年、『脳脊髄液減少症』による不定愁訴とも闘ってきましたが、身体の方が持たなかったということで、眠るように61歳で永眠されたとのことです。
まつもと泉さんの人生を振り返ると、とても悲しく寂しい気持ちになりますが、唯一の救いは苦しまず安らかに永眠されたこと。
長い闘いをお疲れ様でしたと心から労ってあげたい想いになりますね。
まとめ
「きまぐれオレンジロード」などの作品で知られた漫画家・まつもと泉さんの結婚歴や家族構成についてまとめました。
結婚はお見合い結婚でお嫁さんが1人いらっしゃったようですね。
お子さんについては不明でしたが、仮にいらっしゃったとしてもすでに成人されているのではないでしょうか。
長い闘病生活を続けられ、本当に大変だったと思います。
まつもと泉さんのご冥福をお祈りいたします。