ハイヒールモモコさんは2018年の10月、突然顔のあたりにヒリヒリするような痛みを感じたといいます。
当初は風邪と診断され、痛みの原因が不明だったものの、後日「帯状疱疹」であることが判明。
ハイヒールモモコさんの帯状疱疹の症状はかなりひどかったようで、「気絶するほどの痛さ」を味わったといいます。
当時ハイヒールモモコさんを襲った帯状疱疹はどんな様子だったのか、現在はどんな様子かなど追跡調査してみました。
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ハイヒールモモコの帯状疱疹は耳にまで?
ハイヒールモモコさんを襲った突然の痛み。
始まりは2018年の10月だったといいます。
朝起きると顔の辺りにヒリヒリするような痛みを感じたハイヒールモモコさん。
不安に感じ、翌日病院を訪れるも「風邪」と診断され、その翌日に「歯医者」に行っていたものの、原因は分からなかったのだそう。
その夜、ハイヒールモモコさんのベビーシッターさんが、耳元にできた発疹を見て「帯状疱疹ではないか?」と指摘、その3日後、発疹は顔の半分を覆うほどに広がったといいます。
かなりの痛みで「痛さで気絶するかと思った」とハイヒールモモコさん自身が当時を語っています。
帯状疱疹だと判明したことを報告したインスタグラムのキャプションに書かれていたものによると、「歯医者さんでもらったロキソニンを飲んでも効かなかった」と書いてあります。
実は水曜から顔半分がなんか痛く、よーいドン!終わり、ご飯も食べず病院行って、血液検査もエコーもしたけど分からず、木曜も歯医者さん行って診てもらったけど、ちょっと歯茎腫れてるからロキソニン飲んで!と、言われ
ロキソニン飲んでも効かず、ずーっと顔面の左が痛いから、金曜にちちんぷいぷい前に病院行ったら帯状疱疹でした!
ネットで見たけど、そらムチャクチャ痛いわ!
痛いけど、うつらんらしいから頑張りまーす!
ちょうど、あんまり、わからんとこにぶつぶつできてるから、よかったー!引用:ハイヒールモモコ公式インスタグラム
痛み止めも効かない痛みとは・・・どうしようもなくて、相当に辛かったのではないでしょうか。
ハイヒールモモコが帯状疱疹の闘病生活を明かす
「帯状疱疹」であることが判明した、ハイヒールモモコさん。
発疹はなかなか治まらず、激痛で仕事にも影響を及ぼしたのだそう。
ハイヒールモモコさんが、どれだけ痛かったのかというと・・・「顔をさわられるだけでも激痛が走り、髪の毛が触れるのも耐えられない状態」だったといいます。
口も開けられず、夜も眠れない、食事もとれないほどの痛みが続き、体重が10キロ近くも落ちたのだそう。
激やせしてしまった後の画像がこちら。
病気で痩せてしまったけれど、症状が落ち着いてきたころには、肌の露出を多めにしてクリスマスディナーに出かけたりと、ポジティブに転換して過ごしていたようです。
帯状疱疹がピークだった頃は、耳の中にまで帯状疱疹の症状が出てしまい、通常は白い色をしている鼓膜が、真っ黒にボロボロな状態になったといいいます。
これが続けば、耳が聞こえなくなる危険性もあったというから、驚きです。
ハイヒールモモコを襲った「帯状疱疹」とは?
ハイヒールモモコさんが激痛に悩まされた「帯状疱疹」。
実は80歳までに3人に1人は経験するという身近な病気なのです。
帯状疱疹にがどんな病気かについて簡単にまとめると・・・
- 始まりは皮膚に神経痛のような痛みを感じる
- 痛みは皮膚のしびれや違和感、かゆみを感じる程度~ピリピリ、ズキズキなど人により異なる
- 水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状にできる
- 徐々に痛みが強くなる
- 強く痛む部位は体の左右どちらかにみられる
- 症状は3~4週間程度続く
と、いったものになっています。
原因は「水ぼうそう」と同じウイルスで、このウイルスが神経に沿って移動することから、皮膚や体のあちこちに痛みを感じるといいます。
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ハイヒールモモコの帯状疱疹の治療方法は?
帯状疱疹だとわかったハイヒールモモコさん。
病院から処方された「帯状疱疹のウイルスの増殖を抑える薬」を飲んで治療していたと言っています。
この「ウイルスの増殖を抑える薬」は、帯状疱疹が発症してから72時間以内に飲み始めるのが望ましいといわれているそうですが、ハイヒールモモコさんのように、すぐに「帯状疱疹」だと気づかずに、発見が遅れることがよくあるといいます。
治療中は毎日のように大量に飲んでいたお酒を飲むことができず、せめてもの代わりとして「シャンパングラス」で薬を飲んでいたというエピソードも明かしています。
ハイヒールモモコがさらに苦しんだ「帯状疱疹後神経痛」
現在は発疹は治まったものの、現在も「帯状疱疹後神経痛」という後遺症が残ってしまい、痛みと付き合いながらお仕事を続けているといいます。
「帯状疱疹後神経痛」とは、帯状疱疹になった50歳以上の人の約2割の人がかかる後遺症。
帯状疱疹の発疹はおさまっても、痛みだけが続くというもので、ピーク時と比べると半分位の痛みだったと言っていますが、それでも「骨折よりも、出産よりも痛かった」とハイヒールモモコさんは語っています。
帯状疱疹のピークより痛みが半分ほどなのに、骨折より出産より痛いとは・・・聞くだけで恐ろしいですね・・・。
ハイヒールモモコさんはこの「帯状疱疹後神経痛」の痛みを和らげようと、「ペインクリニック」に通い、レーザーを当ててみたり針治療をしてみたりと、やれることはすべてやったといいます。
それでもどれもほとんど効果を感じなかったというから、よほど重い症状が出てしまったのでしょう。
現在でも、禁酒は解禁されお酒を飲んでも大丈夫なほどまでは回復はしたものの、強い薬を飲み続けながらお仕事をしていると言われています。
ハイヒールモモコがメニエール病にも苦しんでいた
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実は、ハイヒールモモコさんが病に悩まされたのは、この帯状疱疹ばかりではありませんでした。
帯状疱疹になる何十年も前から、ハイヒールモモコさんは「メニエール病」を患っていて、ずっとその症状に悩まされながらお仕事を続けてきたといいます。
ハイヒールモモコさんが、自身がメニエール病であることを公表したのは、2005年エッセー「祝。福」の発売記念サイン会を開いた時でした。
メニエール病を発症したのは30年以上も前の、ハイヒールモモコさんが20歳と時だったといいます。
それから数年経ち、24歳の時には一時的に治ったものの、38歳で再発してしまいます。
子供を車に載せて運転中に激しいめまいに襲われたハイヒールモモコさんは急ブレーキ踏み、結果として同乗していたお子さんが頭を縫うほどの大けがに。
それ以来免許は返納してはいないものの、車などの運転は控えているといいます。
また、メニエール病だとまだ判明していない頃には、コンビで漫才をしている最中に「突然の吐き気と激しいめまい」に襲われ、観客に気づかれないように、相方に「気持ち悪い」と告げたそう。
はじめは「冗談かな」と思っていた相方も、ハイヒールモモコさんの口の中にごはんがあるのを見て、「もうええわ!あろがとう!」と、漫才を終わらせ、急いで舞台袖に戻れるように配慮してくれたといいます。
まとめ:ハイヒールモモコは帯状疱疹・メニエール病と闘っていた
20代の時に発症したメニエール病に始まり、めまいや嘔吐などと闘いながら何十年も過ごしてきたハイヒールモモコさん。
50代になり、今度は帯状疱疹とその後遺症に悩まされるとは・・・なかなか苦労の絶えない人生を送ってこられたのですね。
時には思うようにいかない自分の体と闘いながら、気丈にもお仕事を続けてきたその精神力には頭が下がります。
今後も、どうかお体を気遣いながら、末永くご活躍されることを応援しています!