【世にも奇妙な物語】最恐と評判『雪山』原作や元ネタはある?実は幻覚だった?物語の意味を考察

【世にも奇妙な物語】最恐と評判『雪山』原作や元ネタはある?実は幻覚だった?物語の意味を考察

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世にも奇妙な物語で最恐と言われる『雪山』に原作や元ネタはあるのでしょうか。
物語の中で起きたことは、「実は幻覚だった」との噂もあるようですね。

\この記事書かれていること/

  • 世にも奇妙な物語の『雪山』には原作や元ネタがあるのか?
  • 物語の真相は『幻覚』という噂は本当なのか?
  • 物語の意味を考察
ぱんねこ

知れば知るほどゾクっとする『雪山』の物語。
記事を読めば、もっと背筋が寒くなるかも…。

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目次

世にも奇妙な物語の『雪山』はこんなあらすじ

世にも奇妙な物語の『雪山』はこんなあらすじ(画像1)

タモリさんがストーリーテラーを務めていて、大人気番組となっている『世にも奇妙な物語』。
世にも奇妙な物語の複数あるストーリーの中で最も怖いと言われているのが、『雪山』です。

雪山は、極寒の雪山を背景に飛行機墜落で生き残った5人の物語なっています。

事故では5人生き残りましたが、遭難中の雪山で1人が生き埋めに。
命からがらやっとたどり着いた小屋で、4人は1人ずつ何者かに襲われる・・というあらすじです。

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世にも奇妙な物語の『雪山』は原作や元ネタがある?

世にも奇妙な物語の『雪山』は原作や元ネタがある?(画像1)

世にも奇妙な物語の『雪山』に原作はあります

原作は、歴史解説本を数々出していた作家の清水義範さんです。

世にも奇妙な物語の『雪山』は原作や元ネタがある?画像2)

元ネタとしては、都市伝説の『スクエア』や『歩く死体をモチーフにして制作されたと言われています。

スクエアというのは、密室ミステリーの1つで、雪山と同様に、猛吹雪のため4人が小屋に避難。
暖房が壊れていたことから『寝たら死ぬ』と考え、寒さから眠ってしまうのを防ぐため、次のような方法を編み出し、実行した話です。

  1. 4人がそれぞれの部屋の隅に座る
  2. 1人目が壁に手を当てながら、2人目の場所まで歩いて肩を叩く
  3. 2人目は1人目と同じことをする
  4. 3人目、4人目も同じことを繰り返す
  5. 肩を叩かれた人はその人と座った場所を交代する

こうすることで、寝ずに休憩が取れると考えたんですね。

しかし、この方法だと1人目は2人目の場所へと移動しているため、4人目は2人分移動しないと1人目の肩を叩ける事は在り得ないんです。
そのため、4人では成立しません。

元ネタとなったストーリーでは、それぞれが1つ分の移動しかしていないにも関わらず、この方法をグルグルと朝まで続けることが出来ていました。

5人いないと無理な方法なのに、不思議ですね。
その事に後から気づき、誰かが加わっていた事を知ったという、なんだか背筋がゾッとなるストーリーです。

有名なので、これと似たような展開が、いろんな怖い話に取り入れられていることも多いですね。

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世にも奇妙な物語の『雪山』実は幻覚だった?その理由を考察!

世にも奇妙な物語の『雪山』実は幻覚だった?その理由を考察!(画像1)

世にも奇妙な物語の『雪山』は実は幻覚だったという話が、一部で囁かれています。
なぜ幻覚だったと言われているのでしょうか?

幻覚と言われる理由について、深堀りしていきます。

理由①:飛行機の墜落で強いショック状態にあった

理由①:飛行機の墜落で強いショック状態にあった(画像1)

1つ目は、飛行機の墜落で強いショック状態にあったというもの。

墜落だけでなく、足を負傷した友達を生き埋め状態で見捨てることにもなっています。
かなり強いショックを受けたことは間違いなさそうですね。

理由②:低体温症で極限状態だった

理由②:低体温症で極限状態だった(画像1)

2つ目は、低体温症で皆が極限状態だったというもの。
そのため、集団幻覚をおこしていたと思われているのです。

山小屋にいる際に「外に居るのと変わらない」との話もでているのですが、そもそも山小屋自体も幻覚で、本当は外にいたから、低体温症になっていたのでは、という考え方です。

さらに、食べ物についても「味がしない」と語られていますが、これも幻覚で、雪の塊を食べ物だと思って食べていたのではないかと思われているようです。

確かに、この理由には納得するものがあります。
極限状態にあったことが、幻覚をおこしていた理由なのかもしれませんね。

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世にも奇妙な物語『雪山』結末はどうなった?物語ラストの真相はこうなっていた

世にも奇妙な物語『雪山』結末はどうなった?物語ラストの真相はこうなっていた(画像1)

物語のラストは、白い服の女が結城にオノを振り下ろし、そこにあったカメラが女の顔を映し出しました

白い服の女は、雪の中に置き去りにされてしまった麻里だと思われていましたが、実は美佐自身だったんです。
美佐は、自分で人を殺していたことを知り、訳が分からなくなり叫び出します。

救急隊員の声で我に返った美佐でしたが、その時にみんなといたはずの山小屋が消えていたんです。
そして美佐の周りには死体が転がっていました。

そんな美佐に救急隊員が『君の名前は?』と聞くと、「私の私の名前は?」と話し、「それとも、私が麻里なのか。」と、麻里の白い服を着ていた美佐が答えました。

雪の中に生き埋めされていた麻里は美佐のスキーウェアを着ていたのです。

美佐が自身を麻里と勘違いしていただけなのか、それとも本当は麻里で雪の中に埋められているのが美佐なのか。
視聴者には、謎を残したまま物語は終わって行きます。

素直に物語の展開を追えば、何らかの理由で美佐が仲間を殺し、1人だけ生き残ったという話になりますが・・・考えれば考えるほど、本当の真相は別のところにあるような気もしますね。

「あれは結局何だったのだろう・・・」と、いつまでも考えさせられるところに、この番組の魅力があるのかも知れません。

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世にも奇妙な物語の『雪山』みんなの感想は?

世にも奇妙な物語の『雪山』みんなの感想は?(画像1)

世にも奇妙な物語の『雪山』についてSNSではどのような意見があるのでしょうか
みんなの意見も見てみました。

『世にも奇妙な物語』不動の最恐エピソード『雪山』を超えるものは未だに出ず……。 pic.twitter.com/VUJxPzfQuX

— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) July 11, 2020

世にも奇妙な物語の中でも最恐レベルのエピソード『雪山』は未だにトラウマでしてね……。 pic.twitter.com/43MiI7yyUt

— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) June 8, 2019

世にも奇妙な物語の話になった時に絶対言うけど、俺も「雪山」は伝説の話だと思ってるよ。あれが1番怖い。あと、草なぎ剛の「13番目の客」。

— みけた (@take_miketa) June 9, 2020

【世にも奇妙な物語】
伝説の「雪山」鑑賞しました。
これやばすぎませんか?結構正直な話
「ほん◯」より異次元レベルで怖かったです。映像作品で「怖い」なんて感情思ったの本当17年ぶりじゃ無いかな?「小屋の四隅」なんて理解できた瞬間意味怖すぎて…
もしあの状況が自分だったら… pic.twitter.com/7JGWoIkhm2

— Thing (@Thing33527032) November 16, 2020

昨日夜中に、世にも奇妙な物語の「雪山」見てたんだけど、なにこれ怖すぎ。 pic.twitter.com/1O3pGgvmL4

— かな (@tuberose70) September 19, 2021

世にも奇妙な物語の中で一番怖いと感じた方が多かったようですね

世にも奇妙な物語の『雪山』の基本情報もチェック

世にも奇妙な物語の『雪山』の基本情報もチェック!(画像1)

世にも奇妙な物語の中で最恐と言われている『雪山』。
かなり怖いと話題の作品でしたが、『雪山』という作品の基本情報についても、詳しくご紹介したいと思います。

世にも奇妙な物語『雪山』が放送されたのはいつ?

世にも奇妙な物語『雪山』が放送されたのはいつ?(画像1)

『雪山』は、テレビ放送されていた物語ではありません。

世にも奇妙な物語の映画の特別篇として映画で公開された4話のうちの1つです。
映画は2000年11月3日に公開されています。

衝撃的な描写が多いためにTVでは製作が不可能であった作品だったため、映画での撮影となったんですね。

世にも奇妙な物語『雪山』のキャスト

世にも奇妙な物語『雪山』のキャスト(画像1)

雪山のキャストは以下のようになっています。

  • 木原美佐:矢田亜希子さん
  • 結城拓郎:鈴木一真さん
  • 真辺春臣:宝田明さん
  • 山内義明:大杉漣さん
  • 近藤麻里:中村麻美さん
  • 救助隊員:石橋祐さん・小西崇之さん・藤田正則さん
  • 真辺春臣の妻:浅川綾さん
  • 乗客:河合杏奈さん

1番組の中の1つの小さな作品ですが、有名な方が多くて驚きです。
それだけこの作品の制作に力を入れていたのかも知れませんね。

世にも奇妙な物語『雪山』制作の裏側

世にも奇妙な物語『雪山』制作の裏側(画像1)

『雪山』は、20006月から日活撮影所に巨大なセットを組んで撮影されました。

撮影には、片栗粉を混ぜ合わせた14トン分の雪を用いていたんだそう。

大量に用意された作り物の雪は、暑いだけでなく、ベトつき、目に入ると痛いという最悪な環境だったため、撮影スタジオには見学者が全く入らなかったんだとか。

落合監督は、

『雪山での360度どこを見ても自分の場所が解らない事と山小屋の閉塞感が、現代の不安に通じる物があると思った』

と、話していたこともありました。

突然怖いものが出てくるなどといったどんでん返しよりも、じわじわ来る心理的怖さを感じることを念頭に置いていたようですね。

他にも落合監督は色にもこだわり、時間をかけて闇の濃淡を創り上げていくほど、力を入れていたといいます。

さらに、何度見ても違って見えるような部分を増やし、作品を見た後に、さらにジワジワと恐怖に気付かせようとの狙いもあったのだとか。

その狙い通りに2003年で韓国で公開された際には、劇中に散りばめられた謎が話題を呼び、ネット上を中心に議論が交わされ、観客動員に大きく影響を与えていました。

まとめ

雪山は、テレビ番組では製作が不可能であった作品だったため、映画に収録されていた作品です。

原作は、歴史解説本を数々出していた作家の清水義範さんで、元ネタは、都市伝説の『スクエア』や『歩く死体』をモチーフとした作品でした。

実は幻覚だったとの噂がありますが、山小屋がなくなっていたことや、食べ物の味がしなかったことを考えると、実は幻覚をおこしていた可能性も十分考えられる話です。

世にも奇妙な物語の中でも最恐と言われている『雪山』を、まだみたことがない方は、ぜひ一度鑑賞してみてください。
じわじわと迫り来るような恐怖感と、「あれは一体どういう意味だったのだろう」と考えさられる濃厚な時間を味わえることと思います。

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