次の横綱候補と言われている「高安」。
田子ノ浦部屋の力士で、数々の名勝負を見せてくれた高安の母がすごいという噂が流れています。
- 日本人離れした高安はハーフなのか?
- 高安の母はどんな人?
など、今知りたい高安の情報についてまとめます。
高安はハーフって本当?

横綱から4度も金星をとっているという高安。
どことなく日本字離れした雰囲気もあることから、「ハーフでは?」という噂も流れていました。
調べてみると、高安のお母さんはフィリピン人で、お父さんが日本人のハーフとのことでした。
ハーフですが、日本で生まれ日本で育ったそう。
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出身地は、茨城県土浦市とのことなので、横綱になったら「稀勢の里」以来の久しぶりの「日本人横綱」の誕生となりそうです。
家族の構成は「父、母、兄、高安」の4人家族とのこと。
高安の母はフィリピンレストラン経営者

話題にのぼっているフィリピン人の高安のお母さん。
名前は「高安ビビリタ」さんというそう。
年齢については、2017年6月7日に配信された産経新聞の記事によると以下のように書いてありました。
大関昇進を決めた土浦市出身の高安関(27)の父、栄二さん(66)と母、ビビリタさん(54)が産経新聞の取材に応じ、高安関を育て上げた27年間を振り返った。
引用:産経新聞
2020年1月では、57歳あたりということになりますね。
高安の母ビビリタさんは、フィリピン料理を提供する、フィリピンレストラン「 Salo Salo」を経営されていたといいます。
ですが、調べてみてもお店の情報が出てこないので、2020年1月現在は閉店されている可能性が高そうです。

次男で末っ子だった高安さんは、お母さんにはかなりの甘えん坊だったことでも知られています。
さらには「母親には一度も怒られたことがなかった」というほど溺愛されていたというエピソードも。
高安が相撲部屋に入った際には、母親である高安ビビリタさんがとても心配し、高安の大好物であるビーフシチューを届けていたという話も残っています。
現在でも東京場所が開催されると、田子ノ浦部屋の他の力士の分とあわせて、大量のフィリピン料理を届けにくるのだとか。
高安関の父は日本人でエスニック料理店経営

高安のお父さんは、日本で生まれ日本で育った生粋の日本人。
名前は「高安栄二(たかやすえいじ)」さんといい、茨城県内で複数のエスニック料理店を経営していました。
ところが、2006年に高安栄二さんはすい臓がんに。
体がこれまでのように思うように動かなくなり、全ての店を閉店せざるを得なかったといいます。

長年経営してきた店を父親がたたむとき、息子である高安さんが語った心境は以下の通り。
「父親が望むことは相撲で大成すること。そういう状況で『頑張れ』と言われてすごく身に染みた。
ウカウカしていられない。結果を出して喜んでもらいたいという気持ちが強かった。土俵に足がつくようになって番付も上がった。」
引用:wikiペディア
父のために結果を出したい!と心の底から望んだ高安。
それまでにも、相撲の才能は随所に見せていましたが、ここからさらに本領を発揮していくようになったのです。
高安が力士になった理由は父の影響

今でこそ、相撲に打ち込む高安ですが、相撲部屋に入門当初は、10回近く脱走したことがあるのだそう。
高安は中学卒業と同時に、父の栄二さんに車に乗せられ、「鳴子部屋」へ見学に行かされます。
この時、父親の栄二さんは、「横綱の部屋に預ければ、運が良ければ関取になれるかも」と考え、アポなしで突然向かったといいます。
高安は相撲部屋に入りたかったわけでもなく、「絶対嫌だ!」といって固く拒否。
ですが、そのまま見学は実行され、鳴子部屋に入門となったのです。
今から思えば、この時に相撲部屋の門を叩いてなければ、力士の高安はいなかったのかもしれませんね。
高安のプロフィール

とても両親思いの高安。
相撲の世界でも、次期横綱として期待を受け、今注目を浴びている力士です。
そんな高安さんのプロフィールは以下の通り。
- 四股名:髙安 晃
- 本名:高安 晃
- 生年月日:1990年2月28日
- 年齢:27歳(2020年1月現在)
- 出身地:茨城県土浦市
- 身長:186cm
- 体重:177kg
- 所属:田子ノ浦部屋
- 出身中学:土浦第一中学校
- 得意技:突っ張り、押し相撲、左四つからの寄り、上手捻り

力士としての名前でもある「高安」は、本名の「高安」からきています。
この名前を決めるときのことを、のちに父親と高安は以下のように語っていました。
昔、大阪に高安村(現在の八尾市)というのがあって、ご先祖様はそこです。天智天皇(中大兄皇子)のころからある名字だそうです。
西暦600年代の大化の改新の時代からある由緒正しい名字で、後援者からも、「このまま変えないでほしい。」という声が挙がっています。
「高安」姓をみんなに知ってもらいたい。
一族が「高安のしこ名で相撲を取ってくれたらありがたい」と言っています。
高安の名前は歴史ある由緒正しい名前だそうで、その名前のまま横綱という日本一を目指して欲しいという願いが込められていたようです。
まとめ:高安はハーフ!母はフィリピン出身でレストラン経営者!
日本人で行動力のある父と、愛情深いフィリピン人の母に育てられた高安。
ハーフですが、日本で生まれ日本で育った、日本人です。
相撲部屋に入ったきっかけとなった父、高安栄二さんの病気により、相撲にさらに打ち込み素晴らしい成績を収め続けています。
久しぶりの日本人力士の誕生となるのを心待ちにしています。