2020年1月18日、東京MXテレビの「欲望の塊」という番組内で、出演者やスタッフにギャラの未払い疑惑が浮上しました。
番組の制作を担当していたプロデューサーとも連絡が取れないようで、東京MXテレビ局内では大きな混乱を招いているようです。
東京MXテレビで起きた、ギャラ未払い疑惑の真相について調査しまとめました。
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東京MXのテレビ番組内でギャラ未払い疑惑が浮上
2020年1月18日に、東京MXテレビの番組内で、出演者やスタッフにギャラが支払われていないという事態があることが浮上。
東京MXテレビが昨年放送したバラエティー番組「欲望の塊」の優勝賞品だったランボルギーニ社製の超高級車が収録から1年たっても優勝者に届いていない問題を巡り、番組の制作会社から出演タレントや現場スタッフにギャラが支払われていない疑いが18日、浮上した。
引用:スポニチ
この問題が発覚したのは、同テレビ局の「欲望の塊」という番組。
収録の際に優勝賞品だったという「ランボルギーニ社製の高級車」が、収録終了から1年たっても届いてないという苦情がきっかけだったそう。
この高級車ランボルギーニをめでたく獲得したのは、番組に出演していた「りっくん」と呼ばれるホスト。
ホストりっくんのTwitterの投稿には、「東京MXテレビの番組で詐欺に会いました」との投稿も。
ツイートの内容を見ると、2019年の2月から、優勝賞品のランボルギーニが届いてない旨の話を制作側へ訴えてきたそうですが、「話をそらされて実物すら見せてもらえない状況だった」ことが分かっています。
ツイートに掲載された全文画像は以下の通り。
番組出演し被害を受けたホストたちが、証拠として手元にある書類も公開。
そこにある会社名には、「(株)p-style」そして、振り込み名義名には「株式会社GRAB」とありました。
この「株式会社p-style」という会社と「株式会社GRAB」という会社について調べてみると、

引用:https://sugaropenarea.com/television/3120/
会社自体は登記されていたようですが・・・住所の下に記載のあった電話番号については「モグモグというイタリア料理店」のものだそう。

引用:https://sugaropenarea.com/television/3120/
しっかりとした会社としての情報が出てこないだけようで、かなり怪しい感じです。
そもそも請求書に書く電話番号がイタリア料理店のものとは・・・。
被害にあった出演者たちは、現在弁護士に相談中とのことです。
東京MXテレビで起きたギャラ未払いは他の出演者やスタッフにも
さらには・・・
本紙の取材では、不祥事から復帰して同番組で初めて地上波番組のMCを飾った「極楽とんぼ」山本圭壱(51)への出演料も未払いのまま。出演者の一人は、現場の技術スタッフから「自分も報酬が支払われていない」との窮状を聞いた。
引用:スポニチ
と、あるように、
- 極楽とんぼの山本圭壱さんの芸能界復帰の第一歩となった収録の分のギャラも未払い。
- 現場の技術スタッフの報酬も未払い。
であるという状況が発覚。
このギャラ未払いに関しては、番組の制作側からは、何の説明もないといいます。
いったいどういうことなのでしょうか。
番組関係者は「地上波のテレビ番組でこんな事態に巻き込まれるとは想像もしていなかった」と憤った。
引用:スポニチ
事態が発覚した今、現場では大きな混乱を招いているようです。
東京MXテレビ「ギャラ未払い疑惑」が浮上した番組Pは音信不通
このギャラ未払い疑惑が浮上している番組プロデューサーとは、2019年の12月から一切連絡が取れない状況になっていることも判明。
「欲望の塊」という番組は、2019年1月9日から2019年3月27日までのあいだ、東京MXテレビで、毎週水曜日の深夜3:10~3:40に放送されていた、バラエティー番組。
放送されたのは全部で12回。
この番組のプロデューサーは「寺田章志」、そして制作会社は「五行株式会社」となっています。
「寺田章志」さんについては、ネット上で顔画像などは出てきませんでした。
「五行株式会社」については、クリエイターを募集するサイトに以下のように紹介が載っていました。
いずれにせよ、問題が発覚した現在も制作に関わった責任者らが雲隠れ状態で、助教解決にはいたっていないようです。
東京MXテレビの番組に出演したホストやスタッフからの証言
このギャラ未払いが発覚した番組に出演したホストや、関わった技術スタッフからは以下のような証言もあがっています。
東京MXによると、制作側は出演者からホストクラブの「宣伝費」として参加費を徴収していた。
番組には男性ホストが20人出演していた。
1人当たり150万円前後を払っていたとみられ、単純計算で約3000万円が集まっていたことになる。
引用:スポニチ
番組に出演するにあたって、なぜか「出演料」がかかり、ホストたちは1人辺り約150万円ものお金を支払っていたそう。
出演料を支払うどころか、徴収するとは…驚きです。
また、高額な出演料を必要とした割に、収録の際のセットはかなり簡易的なものだったという話もあります。
一部を制作費に充てていたとみられるが、出演したホストの一人は「番組のセットはユーチューブ以下のレベル。制作にお金がかかるわけがない。スタッフの人件費は一体どこに消えたのか」と指摘した。
引用:スポニチ
高額な賞品購入に充てられたというわけでも、収録に必要なセットに充てられたわけでもない様子。
現在音信不通となっているプロデューサーや制作を担当した会社の責任者から、真相があかされなければ、このまま出演者らは泣き寝入りとなってしまう可能性も。
今後、東京MXテレビ局側がどう動くかによりますが、声明発表や動向次第では、事態の進展に変化があるかもしれません。
まとめ:東京MXテレビのギャラ未払い疑惑!番組Pも音信不通!その実態とは?
被害を受けたというホストの証言で事態が発覚した、東京MXテレビ番組のギャラ未払い疑惑。
事態はまだ解決へと進んでいませんが、今後何らかの進展がある可能性が大いにあります。
今後の動向にも引き続き注目していきたいと思います。