ドラマ『VIVANT』の原作は、福澤克雄さんによるオリジナルストーリーです。
『VIVANT』の原作が気になる方に向けて、この記事では以下のようなことを詳しくお伝えしています。
\この記事に書かれていること/
- 原作の有無や詳細
- 原作者について
- 脚本家について

謎多きVIVANT!
この記事を読み終わる頃には、ドラマ『VIVANT』がますます楽しめるようになっているはず。



ではでは、ドラマ『VIVANT』の世界をのぞいてみよう!
ドラマ『VIVANT』の原作は福澤克雄によるオリジナルストーリー


ドラマ『VIVANT』の原作は、福澤克雄さんによるオリジナルストーリー。
福澤克雄さんが作り上げた原作となる物語を、4人の脚本家がシナリオ化するというスタイルで制作されています。
ドラマ『VIVANT』の脚本を担当される4人の方々は、以下の通りです。
- 八津弘幸
- 李正美
- 宮本勇人
- 山本奈奈
原作となる物語を創り出した福澤克雄さんは、数多くのヒットドラマを演出してきた方。
ドラマ『VIVANT』でも、原作の創作と同時に演出を担当されています。
ドラマ『VIVANT』の原作者・福澤克雄はこんな人物
ドラマ『VIVANT』の原作となる物語を作った福澤克雄さんは、どんな方なのか、ご紹介いたします。


- 名前:福澤克雄(ふくざわかつお)
- 旧姓:山越克雄
- 生年月日:1964年1月17日
- 出身地:東京都
- 職業:ディレクター・演出家・映画監督
福澤克雄さんは、TBSテレビに所属するディレクターさんである他、演出家、映画監督としても活動されています。
名前の福澤から想像した方もいるかと思いますが、1万円札にも描かれた福沢諭吉さんの「玄孫(げんそん/やしゃご)」にあたる人物でもあります。



玄孫は、孫の孫のことだね!
また、これまでに多くのドラマで演出を手がけ、大ヒットを生み出してきた人物でもあります。
福澤克雄さんが手がけた作品には、以下のようなものがあります。
- 3年B組金八先生シリーズ
- GOOD LUCK!!
- 半沢直樹シリーズ
- ルーズヴェルト・ゲーム
- 華麗なる一族
- MR.BRAIN
- 南極大陸
- 下町ロケット
- 陸王
- ブラックペアン
- ノーサイドゲーム
- ドラゴン桜
- 私は貝になりたい
- 祈りの幕が下りる時
- 七つの会議







知ってる作品もいくつかあるのでは?
大学を卒業後、富士フィルムに一度は就職した福澤克雄さんですが、ドラマや映画制作に関わりたいという想いが消えず、1989年に東京放送(現在のTBSテレビ)に入社。
ドラマ部に配属され、入社してまだ間もないにも関わらず、『3年B組金八先生シリーズ』『砂の器』『さとうきび畑の唄』などのドラマ演出を担当されました。
その後も、数々のドラマで演出を担当。
高視聴率を叩き出すヒット作ばかりとなり、瞬く間に「福澤克雄」の名が広まっていったのでした。







とはいえ、過去には望む結果が出せず苦労した時期もあったそうだよ。
思い出すのは、視聴率を取れなかったドラマの制作現場だ。毎朝8時45分、携帯電話に視聴率を知らせるメールが届く。ふるわない数字に目をやり、重い足取りで現場へ行くと、スタッフから役者まで「自分のせいだ」と落ち込んでいる。あの居たたまれない空気は、二度と味わいたくない。
引用元:AERAdot
視聴率を取れない苦しさを知っているからこそ、作品作りへの情熱もますます増していったのかもしれませんね。
「自分がおもしろいと思うものを精いっぱいつくりたい。神戸牛や大トロを使ってはいない。でも、最高の卵かけご飯を精いっぱいつくりますってね」
引用元:AERAdot
ドラマ『VIVANT』では、演出に加え、原作作りも担当された福澤克雄さん。
大ヒットドラマを多数生み出してきた福澤克雄さんが、物語を考えるとどんなものが出てくるのか、大きな期待が寄せられてのドラマスタートとなったのでした。


\福澤克雄さんの豆知識/
- 子供時代は幼稚舎から大学まで慶應義塾
- 子どもの頃に憧れた職業は映画監督
- 朝から晩まで映画館で『スター・ウォーズ』をみていたこともある
- 元ラクビー部
- 身長190センチの大柄な体型
- 大柄な体型はドラえもんに登場のジャイアンを彷彿させる
- 俳優・武田鉄矢氏に「ジャイ」と名付けられて以降、「ジャイさん」の愛称で親しまれる
ドラマ『VIVANT』の脚本家は4人
福澤克雄さんが作った原作物語のシナリオ化を担当する4人の脚本家さん。
- 八津弘幸
- 李正美
- 宮本勇人
- 山本奈奈
それぞれどんな方なのか、ざっくりご紹介いたします。
ドラマ『VIVANT』の脚本家①:八津弘幸


ドラマ『VIVANT』の脚本を担当される1人目は、八津弘幸さん。
- 名前:八津弘幸(やつ ひろゆき)
- 生年月日:1971年9月1日
- 出身地:栃木県下都加群
- 職業:漫画原作者・脚本家
八津弘幸さんは、漫画原作者や脚本家として活動されている方です。
ドラマ『VIVANT』でタッグを組んだ福澤克雄さんとは、以下の別作品でも一緒にお仕事をされています。
- ドラマ『半沢直樹シリーズ』
- ドラマ『ルーズベルト・ゲーム』
- ドラマ『下町ロケット』
- ドラマ『陸王』
『下町ロケット』では、『第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞』を受賞。
その実力は高く評価されており、2020年には連続テレビ小説『おちょやん』の脚本も担当されました。



名の知れたドラマばっかりだね!
ドラマ『VIVANT』の脚本家②:李正美
ドラマ『VIVANT』の脚本を担当される2人目は、李正美さん。
- 名前:李正美(り まさみ・り ちょんみ)
李正美さんは、脚本家を養成するスクール『シナリオ・センター』の出身者。
2014年に行われた『第4回TBS連ドラシナリオ大賞』で佳作を受賞。
そこを皮切りに、ドラマ『せいせいするほど、愛してる』やドラマ『新参者』などの脚本を担当されることとなったのです。
ドラマ『VIVANT』の原作・演出を担当される福澤克雄さんとは、以下の作品で共にお仕事をされています。
- ドラマ『祈りの幕が下りる時』
- ドラマ『7つの会議』
- ドラマ『半沢直樹シリーズ』
- ドラマ『ドラゴン桜』



福澤克雄さんからの信頼も厚いんだね。
『第4回TBS連ドラシナリオ大賞』を受賞した際のコメント紹介欄に「職業:主婦」とあったことから、当時李正美さんは、ご結婚されていて専業主婦であったことが分かります。


現在はプロの脚本家として多忙に活動されている李正美さん。
夢を諦めず挑戦したからこそ、切り開けた道なのだなと、その生き方に学ぶものがありました。
ドラマ『VIVANT』の脚本家③:宮本勇人
ドラマ『VIVANT』の脚本家3人目は、宮本勇人さん。


- 名前:宮本勇人(みやもと はやと)
- 生年月日:1985年3月29日
- 出身地:北海道苫前郡
宮本勇人さんは、ドラマや舞台を中心に、脚本家・演出家・構成作家として活動されるほか、舞台作品ではご自身も出演するなど役者としての顔も持っています。
宮本勇人さんが、これまでに手がけた作品には、以下のようなものがあります。
- ドラマ『高嶺のハナさん』
- ドラマ『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』
- 舞台『吉岡再生』
- 舞台『久保らの歩く道』
- 舞台『サンシャイーーブラザーズ』
ドラマ『VIVANT』でタッグを組むことになった福澤克雄さんとは、これまで一緒にお仕事をしたことはありませんが、一緒に作品を作られると、どんなものができるのか楽しみではあります。



ドラマ『VIVANT』で大抜擢だね。
ドラマ『VIVANT』の脚本家④:山本奈奈
ドラマ『VIVANT』の脚本家4人目は、山本奈奈さんです。
- 名前:山本奈奈(やまもと なな)
山本奈奈さんは、2019年ごろより脚本家として活動。
これまでに手がけた作品には、以下のようなものがあります。
- FODドラマ『高嶺と花』第3・4話
- ドラマ『4分間のマリーゴールド』プロット協力
- ドラマ『危険なビーナス』
- ドラマ『ドラゴン桜』第6話共同脚本・第9話
- ドラマ『プロミス・シンデレラ』
- ドラマ『モトカレ←リトライ』
- ドラマ『監察医 朝顔2022スペシャル』
- ドラマ『私がヒモを飼うなんて』



福澤克雄さんとは、『ドラゴン桜』で一緒にお仕事をされているね。
山本奈奈さんは、立教大学の社会学科を卒業後、電機メーカーに就職。
お仕事をするかたわら、シナリオ作りに挑戦し続け、2017年12月に行われた『第33回シナリオS1グランプリ』で準グランプリを獲得しました。
2019年4月に公開されたFODの連続ドラマ『高嶺と花』の第3話・第4話の脚本担当でプロデビュー。
以降、ドラマを中心にシナリオを執筆されています。



これからの活躍を期待されている方なんだね。
ドラマ『VIVANT』作品情報
- 作品名:VIVANT
- 原作:福澤克雄によるオリジナルストーリー
- 脚本:八津弘幸・李正美・宮本勇人・山本奈奈
- 制作:TBS
- 放送時期:2023年7月16日から 毎週日曜日21:00〜
- 放送局:TBS系列
- 主演:堺雅人・阿部寛・二階堂ふみ・松坂桃李・役所広司
- 主なキャスト:檀れい・濱田岳・林遣都・小日向文世・ほか


まとめ
ドラマ『VIVANT』は、ドラマ演出の担当もされている福澤克雄さんによるオリジナルストーリーを原作とし、4人の脚本家がシナリオ化するというスタイルで制作されていました。
なので、原作となった小説や漫画などは存在していません。
「とにかく面白いものを作りたい」と言い続けるヒットメーカー・福澤克雄さんが物語を創作すると、どんなものができるのか、ドラマの方も見逃せません。
ドラマ『VIVANT』の要となる福澤克雄さんが過去に手がけたドラマや映画は、以下でいますぐ視聴することができます。
ドラマ『VIVANT』と合わせて、福澤克雄ワールドを楽しんでみてください。



ドラマの放送まで待てない方もぜひ!