ドラマ『シッコウ!!』に原作はないが原案はあり!脚本家はヒットメーカーの大森美香

ドラマ『シッコウ!!』に原作はないが原案はあり!脚本家はヒットメーカーの大森美香

*本記事には広告が含まれています。

ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』には、原作がありませんが、原案となった小説があります。

ぱんねこ

この記事では、以下のようなことをまとめているよ。

  • 原作の詳細や作者
  • いますぐ原作が見れるところ
  • 脚本家

​​この記事を読み終わるころには、ドラマ『シッコウ!!』が、今よりもっと気になっているはず。

まるっとさん

ではでは、『シッコウ!!』の世界をのぞいてみよう。

スポンサーリンク


目次

ドラマ『シッコウ!!!〜犬と私と執行官〜』に原作はないが原案の小説はあり!

ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』に原作はありませんが、小川潤平さんによる小説『執行官物語』が原案となっています。

原案となった小説『執行官物語』
出典元:Amazon

小説『執行官物語』は、2001年10月に文芸社より出版された本なのですが、現在は絶版となっており入手することができません。

小説『執行官物語』は「原案」となっていますが、「原作」と「原案」はどう違うのでしょうか?

  • 「原作」とは、「元になった作品」を意味する言葉
  • 「原案」とは、「作品のもととなるアイデアやモチーフおよびそれらを提供した人」を意味する言葉

元々ある作品をできる限り忠実になぞり、異なるメディアの作品にしたときの元の制作物を「原作」と呼び、作品を作る際、アイデアや設定の一部を参考にしたものを「原案」と呼びます。

つまり「原作」と「原案」の違いは、「改変の程度の違い」なのだそう。
「原作」の方が忠実度が高く、著作権が発生するレベルで、「原案」はあくまでも「ヒントをもらった程度」ということになり、著作権は発生しないそうです。

まるっとさん

ドラマ『シッコウ!!」は、小説『執行官物語』から、ストーリーや設定にヒントをもらったということだね。

原案小説『執行官物語』は、以下のようなお話しとなっていました。

執行官とは斯くも辛く厳しき職業なり! 執行官の仕事にはその性格上、怖いことも面白いこともある…。人生の歓び、悲しみ、怒り、焦り、安らぎにあふれた事件の数々。執行官が綴る52のドキュメント。

引用元:Amazon
ぱんねこ

52個ものストーリーが詰まっているんだね。

一方、ドラマ『シッコウ!!』は、以下のような物語となっています。

ドラマ『シッコウ!!』の予告画像
出典元:映画ナタリー

強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする「執行官」の仕事を描くリーガルエンターテインメント。

引用元:Wikipedia

とある事情から、財産を差し押さえられることになった人達。
法律で定められたルールに忠実に、差押を実行する執行官達。

そこには、まさに「悲喜こもごも」なドラマが詰まっているのでした。

不幸な出来事として描かれがちな差し押さえに関するお話を、「誰もが楽しめるポップなお仕事ドラマ」として表現したのが、ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』。

もう一度人生を再スタートさせよう」とする登場人物達の姿からは、前向きに生きるパワーをもらえることと思います。

ぱんねこ

元気が欲しい時にみたいドラマだね。

ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』原案者・小川潤平はこんな人物

原案作者の小川潤平さんは、実際に執行官として5年間程お仕事をしていた経験があるのだそう。

1930年に満州で生まれ、日本に帰還。
ご両親が日本人の方だったようですね。

熊本大学の法学部を卒業された後、裁判所に勤められました。
1991年に退官後、執行官のお仕事をされたようです。

小川潤平さんは、実際に執行官としてお仕事をされる中で経験されたことを元に、小説を執筆
財産を差し押さえる側と、差し押さえられる側のドラマを52のストーリーで紹介しました。

まるっとさん

絶版になってしまっているのが惜しいくらいだね。

ちなみに小川潤平さんは、『執行官物語』以外にも本を執筆されていて、以下のような本を出版されています。

出典元:Amazon

散歩でおつきあい

ぱんねこ

こちらはほのぼのとした物語のようだね。

 スポンサーリンク


ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』の脚本家は大森美香

ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』の脚本と担当するのは、大森美香さんです。

ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』の脚本家は大森美香
出典元:とらばーゆ
  • 名前:大森美香(おおもり みか)
  • 生年月日:1972年3月6日
  • 出身地:福島県築上郡築上町

学生時代から映画やドラマが大好きだったという大森美香さんは、中学生の頃、演劇部に入部
好きが高じて大学は、青山学院女子短期大学の芸術学科に進学されました。

短大卒業後は名古屋テレビに入社し、経理や秘書業務をされていたのだそう。
しかし、24歳で退社

その後は、名古屋テレビに在職中から受講しいていた、マスコミセミナーの講師・山田良明氏に掛け合い、フジテレビのADとして働かせてもらうことになったといいます。
山田良明氏は当時、フジテレビの第一制作部で企画担当部長をされていたのだそう。

ADとして働く傍ら書き上げた脚本を山田良明氏に持ち込み、1998年、『美少女H』の第12話『十七歳の記録』で、脚本家・演出家としてのデビューを果たしました

まるっとさん

なんて行動力!

2000年にはフリーのシナリオライターに転身
2001年に執筆した脚本『カバチタレ!』は大ヒットとなったのです。

大森美香さんが脚本を手がけたドラマ『カバチタレ!』
出典元:カバチタレ!

ヒットドラマを出した同じ年には、『第28回ザテレビジョンドラマアカデミー賞』で脚本賞を受賞
以降、朝の連続テレビ小説『あさが来た』や月9ドラマ『不機嫌なジーン』などヒット作を続出
一気に「脚本家・大森美香」の名を世の中に広めたのでした。

まるっとさん

『カバチタレ!』は本当に面白かった!

上記以外にも、大森美香さんが手がけた作品はたくさんあります。

  • ドラマ『ロング・ラブレター〜漂流教室
  • ドラマ『ランチの女王
  • ドラマ『きみはペット
  • ドラマ『風のハルカ
  • ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー
  • ドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー
  • ドラマ『夏の恋は虹色に輝く
  • ドラマ『10年先も君に恋して
  • ドラマ『青天を衝け
  • 映画『カイジ 人生逆転ゲーム
  • 映画『宇宙兄弟
大森美香さんが脚本を手がけた『ランチの女王』
出典元:ランチの女王
大森美香さんが脚本を手がけた『風のハルカ』
出典元:風のハルカ・NHK
まるっとさん

名の知れた作品ばかりだね。

複数の賞も受賞していて、以下のようなタイトルを獲得されています。

  • 2001年:第28回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(『カバチタレ!』にて)
  • 2005年:第23回向田邦子賞(『不機嫌なジーン』にて)
  • 2016年:第24回橋田賞(『あさが来た』にて)
  • 2017年:第72回文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞(『眩(くらら)〜北斎の娘〜』にて)
  • 2018年:東京ドラマアウォード 2018 単発ドラマ部門 グランプリ(『眩(くらら)〜北斎の娘〜』にて)
ぱんねこ

有名な賞ばかりだ〜。

ドラマ『シッコウ!!』は、ヒット作をたくさん輩出してきた大森美香さんが脚本とあれば、内容もかなり期待できそうです。(執筆時はまだ放送前)

そして、大森美香さんの今後の作品も、楽しみなところです。

スポンサーリンク

ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』作品情報

  • 作品名:シッコウ!!〜犬と私と執行官〜
  • 原作:なし・原案は小川潤平『執行官物語』
  • 脚本:大森美香
  • 制作:テレビ朝日・アズバーズ(協力)
  • 放送時期:2023年7月4日から 毎週火曜日夜9:00〜9:54
  • 放送局:テレビ朝日系列
  • 主演:伊藤沙莉
  • 主なキャスト:織田裕二・中島健人・笠松将・ファーストサマーウイカ・六角精児
スポンサーリンク

まとめ

ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』に原作はありませんが、小川潤平さんの小説『執行官物語』が原案となっていました。

脚本家は、数々のヒット作を生み出してきた大森美香さんが担当。
キャストも伊藤紗莉さん・織田裕二さん・中島健人さんと、演技が楽しみな面々が揃っています。

原案となった小説はすでに絶版となっていて、もう読むことはできませんが、脚本家・大森美香さんが過去に作られた作品を見直してみるのも、また面白そうです。

大森美香さんが脚本を手がけた大ヒット作の数々は、で、お得に堪能することができます。

ぱんねこ

は、31日間の無料お試し期間があるからね。

【U-NEXT ユーネクスト】※商品リンクあり
脚本家・大森美香さんの過去作品を見てみる
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次