ドラマ『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』には、原作があります。

この記事では、以下のようなことをまとめているよ。
- 原作の詳細や作者
- いますぐ原作が見れるところ
- 脚本家
この記事を読み終わるころには、ドラマ『合理的にあり得ない』の原作を、今よりもっと見たくなっているはずです。



ではでは、『合理的にあり得ない』の世界に入ってみよう。
ドラマ『合理的にあり得ない』の原作は柚月裕子の小説


ドラマ『合理的にあり得ない』の原作は、柚月裕子さんの小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』です。



「上水流」は「かみづる」と読むんだってね!
原作の小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』は、小説誌『メフィスト(講談社)』の2012 VOL.3〜2017 VOL.3に、読み切り小説として不定期連載された作品です。




2017年2月15日に単行本が出版。
2020年5月15日に文庫版が出版されました。
原作小説のあらすじは、以下のようになっています。
「殺し」と「傷害」以外、
引き受けます。不祥事で弁護士資格を剥奪された上水流涼子は、
引用元:Amazon
IQ140 の貴山をアシスタントに、探偵エージェンシーを運営。
「未来が見える」という人物に経営判断を委ねる二代目社長、
賭け将棋で必勝を期すヤクザ……。
明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの
「あり得ない」依頼を解決に導くのだが――。
原作小説を読んだ方々からは、以下のような感想が寄せられていました。
読み始めると以前も読んだ文体で、テンポよくサクサクと読めた。途中で中断しても再開しやすい。
引用元:ebook japan
美貌の元弁護士・上水流涼子を主人公にした軽めの連作短編ミステリーなのだが、1作ごとに手の込んだ仕掛けがあり、非常に面白い。読み始めたら、あっという間だった。
引用元:ebook japan
ドラマのCMを見て一足お先に原作を。
引用元:ebook japan
これ、すごく面白い。タイトルは前から知っていて興味がありつつ読んでなかったので、ドラマ化がいいきっかけをくれた。
連作短編で、主人公の上水流涼子がいろんな登場をするパターンが面白かった。次は誰が涼子なのか、とかわくわくする。



原作小説だけでもかなり楽しめると、評判も上々だよ。
ドラマ『合理的にあり得ない』原作者・柚月裕子はこんな人物


- 名前:柚月裕子(ゆづきゆうこ)
- 生年月日:1968年5月12日
- 出身地:岩手県
『合理的にあり得ない』の原作者である柚月裕子さんは、岩手県出身、山形県在住の小説家さん。
子供の頃から本に親しみ、シャーロック・ホームズシリーズをこよなく愛していたといいます。
21歳で結婚し、2児の母となった柚月裕子さんは、子育てがひと段落した後、山形市で開催された「小説家になろう講座」に参加。
時同じ頃、地元タウン誌の取材記事を執筆する機会を得て、書く楽しさ・表現する楽しさに気付き、小説執筆に挑戦しました。
地元・山形新聞社主催の『山新文学賞』への応募を決意。
2007年に執筆した『待ち人』が入選しました。
この受賞で自信をつけた柚月祐子さんは、2008年(40歳の頃)「第7回このミステリーがすごい!大賞」へ『臨床真理』を出品。
見事、大賞を受賞し、作家としてデビューするきっかけを掴んだのでした。
柚月裕子さんの代表作には、以下のようなものがあります。
- 臨床真理
- 最後の証人
- 検事の本懐
- 狐狼の血
- 合理的にあり得ない〜上水流涼子の解明〜
- パレートの誤算
- ウツボカズラの甘い息
- あしたの君へ
- 慈雨
- 盤上の向日葵
- ミカエルの鼓動
- チョウセンアサガオの咲く夏







読んだことある作品はあったかな?
「令和のベストセラー作家」とも呼ばれる柚月裕子さんですが、受賞歴も素晴らしく、たくさんの賞を受賞されています。
- 2007年・山新文学賞入選 天賞受賞(『待ち人』にて)
- 2008年・第7回『このミステリーがすごい!』大賞受賞(『臨床真理』にて)
- 2012年・第25回山本周五郎賞候補(『検事の本懐』にて)
- 2013年・第15回大藪春彦賞受賞(『検事の本懐』にて)
- 2016年・第154回直木三十五賞候補(『孤狼の血』にて
- 2016年・第37回吉川英治文学新人賞候補(『孤狼の血』にて)
- 2016年・第69回日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門(『孤狼の血』にて)
- 2017年・第11回啓文堂書店 文庫大賞受賞(『孤狼の血』にて)
- 2017年・本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10 第1位(『慈雨』にて)
- 2017年・第7回山田風太郎賞候補(『盤上の向日葵』にて)
- 2018年・本屋大賞 2位(『盤上の向日葵』にて)
- 2019年・第5回徳間文庫大賞受賞(『朽ちないサクラ』にて)
- 2020年・第33回山本周五郎賞候補(『暴虎の牙』にて)



毎年のように受賞されてきたのがすごいね!
柚月裕子さんの書く小説は、『合理的にあり得ない』の他にも、多数映像化されてきました。
- 映画『狐狼の血』(2018年5月12日公開・役所広司主演)
- 映画『狐狼の血2』(2021年8月20日公開・松坂桃李主演)
- ドラマ『佐方貞人シリーズ』5篇(2015年1月〜2020年9月まで不定期・上川隆也主演)
- ドラマ『盤上の向日葵』(2019年9月8日〜・千葉雄大主演)
- ドラマ『パレートの誤算』(2020年3月7日〜・橋本愛主演)







人気作品ばかりだね。
ドラマ『合理的位にあり得ない』の原作がいますぐ読めるところ


ドラマ『合理的にあり得ない』の原作小説は、以下で読むことができます。
いずれのサイトも、初回アクションで70%〜90%オフになるクーポンがもらえます。
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ドラマ『合理的にあり得ない』の脚本家は根本ノンジ
ドラマ『合理的にあり得ない』で脚本を担当されたのは、根本ノンジさんです。


- 名前:根本ノンジ(ねもとのんじ)
- 生年月日:1969年2月2日
- 出身地:千葉県
根本ノンジさんは、小劇団での脚本制作や演出などを行うかたわら、構成作家・脚本家としても活動される人物です。
脚本家デビューは2001年。
「日本テレビシナリオ登竜門」に入選したことをきっかけに、脚本家への道を切り開き、日本脚本家連盟にも加入。
以降、さまざまなドラマや映画の脚本を手掛け、活躍されています。
根本ノンジさんが、脚本を手がけた作品には以下のようなものがあります。
- アフリカのツメ
- セクシーボイスアンドロボ
- 夢をかなえるゾウ
- 獣医さん、事件ですよ
- 5→9〜私に恋したお坊さん
- 孤食ロボット
- 犬神家の一族
- 監察医朝顔
- ぼくらのショウタイム
- ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜
- 祈りのカルテ
- 合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜







ここにあるのは、根本ノンジさんのお仕事のほんの一部!
構成作家として関わった番組には、以下のようなものがあります。
- 特命リサーチ200X
- 24時間テレビ
- 汐留スタイル!
- ミンナのテレビ
- Dのゲキジョー
- 日本史サスペンス劇場
- ショコラ
- スッキリ!!
- EXILE GENERATION
- 有吉ゼミ
- ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?〜







広く名前の知られてる番組ばかりだね。
お仕事での受賞歴もあります。
- 2021年・第109回ザ・テレビジョンドラマアカデミー 脚本賞受賞(『ハコヅメ』にて)


脚本家としては、まだまだ走り出したばかりだという根本ノンジさん。
今後、どのような作品を作り出してくれるのか、とても楽しみな方です。
ドラマ『合理的にあり得ない』作品情報


- 作品名:合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜
- 原作:柚月裕子『合理的にあり得ない〜上水流涼子の解明〜』
- 脚本:根本ノンジ
- 制作:関西テレビ放送・ファインエンターテイメント(協力)
- 放送時期:2023年4月17日から 月曜22:00〜22:45
- 放送局:フジテレビ
- 主演:天海祐希
- 主なキャスト:松下洸平・白石聖・中川大輔・丸山智己・仲村トオル


まとめ
ドラマ『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』の原作は、柚月裕子さんの小説『合理的にあり得ない〜上水流涼子の解明〜』でした。
脚本家は、構成作家として名の知れた番組構成も担当されている根本ノンジさんです。
ドラマもとても良いですが、原作小説ではより深い世界観を味わえるので、一度読まれて見ることをおすすめします。



原作『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』は、以下から今すぐに読み始めることができるよ。

