映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の原作は、岡田麿里さんによる同名小説です。
\この記事に書かれていること/
- 原作はどんな物語なのか
- 原作者はどんな人物か
- 原作小説を今すぐ読めるところはどこか

『アリスとテレスのまぼろし工場』について、もっと深く知っていこう
映画と合わせて、原作小説もぜひ手にとってみてくださいね。



目次をクリックすると、好きなところから見られるよ。
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』原作は岡田麿里の同名小説【作品解説】


映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の原作は、岡田麿里さんによる同名の小説『アリスとテレスのまぼろし工場』です。
\こんな小説/


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■書籍情報
- タイトル:『アリスとテレスのまぼろし工場』
- 著者:岡田麿里
- 発行元:KADOKAWA
- 形態:文庫
- 価格:748円(税込)
原作となった小説は、映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の監督・脚本を務める、岡田麿里さんが書き下ろしたもの。
映画制作に向けて作られた作品です。
映画制作が発表された2021年6月27日の時点では、原作となる小説は未発売。
小説が書店に並んだのは、映画が公開される3ヶ月ほど前の2023年6月13日のことでした。



待ちに待って、読めるようになりました!
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』原作小説のあらすじ・内容


原作の小説『アリスとテレスのまぼろし工場』は、以下のようなあらすじ・内容となっています。
\KADOKAWAのWebサイトより抜粋/
製鉄所の爆発事故により出口を失い、時が止まった町で暮らす中学3年生の正宗。
変化を禁じられ鬱屈した日々を過ごす中、謎めいた同級生の睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。
そこにいたのは喋ることのできない、野生の狼のような少女――。
正宗と2人の少女の出会いは、世界の均衡が崩れるはじまりだった。止められない恋の衝動が行き着く未来とは。
引用元:KADOKAWA







結末が気になって、目が離せなくなるよ。
\行く末は原作で/


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映画『アリスとテレスのまぼろし工場』原作者・岡田麿里はこんな人物
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の原作小説を書いた岡田麿里さんは、以下のような方です。


- 名前:岡田麿里(おかだ まり)
- 生年月日:1966年4月23日
- 出身地:埼玉県秩父市
岡田麿里さんは、脚本家・小説家・漫画原作者としてシナリオを執筆するほか、映像監督としてメガホンを取ることもある、多才な人物です。
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の制作に先駆け、原作者の岡田麿里さんはこの作品について以下のようにコメントを残されています。
この『アリスとテレスのまぼろし工場』は、曖昧な世界でもがく少年少女達が、“恋心”を武器に運命と戦う物語です。
引用元:SPICE
信頼するスタッフとともに、地に足がついていながら挑戦的な、このチームでしかできないアニメーション映画を追及したいと思っています。
完成はまだ先になりますが、はやく皆様にお届けしたいです。
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』は、映画『さよなっらの朝に約束の花をかざろう』で数々の賞を受賞した岡田麿里さんがメガホンを取る、第2作目の作品。
そのため、この作品にも大きな期待と注目が集まりました。
岡田麿里さんといえば、以下のような作品でも知られています。
- アニメ『フラクタル』原作・脚本・構成
- アニメ『放浪息子』脚本・構成
- アニメ『GOSICK-ゴシック-』脚本・構成
- アニメ『花咲くいろは』脚本・構成
- 劇場アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』原作・脚本・構成
- 劇場アニメ『さよならの朝に約束の花をかざろう』原作・脚本・監督 他







知ってる作品はあった?
岡田麿里さんは、少し変わった経歴の持ち主でもあります。
学生時代を経て、現在のお仕事が軌道に乗るまでの間も、たくさんの紆余曲折がありました。
幼少期には両親の離婚、小学生時代から高校生時代までは、ほとんど学校へ行かない不登校児だったという岡田麿里さん。
これは、後に出版した自叙伝でもカミングアウトされているお話です。




岡田さん自身の物語はドラマ化もされました
岡田麿里さんが、自分らしく生きていける場所をようやく見つけたのは、専門学校に入学した後のことでした。
専門学校では、ゲームシナリオを作るコースを専攻。
自分と似たような感覚を持つオタクや不登校経験者にたくさん出会え、シナリオを創作する楽しさも知りました。
夢中になってシナリオを書き続けるも、人脈の薄さから望むような仕事を受けることができず、当初はテープ起こしで生計を立てていたそう。
なかなか道が開けないながらも、漫画の原作・ゲームシナリオ・CDドラマの脚本作りなどに少しづつ携わるようになっていったといいます。
岡田麿里さんに転機が訪れたのは、1998年。
アミノテツローさんが監督を手がけるアニメ『DTエイトロン』でシナリオを書かないかと声をかけられ、第9話から脚本制作に参加。
2001年に『おとぎストーリー 天使のしっぽ』という作品の脚本を担当して以来、本気でアニメライターを志すようになったといいます。
以降、たくさんのアニメで脚本を担当。
時には、原作となる物語から執筆するようにもなり、岡田麿里さんの才能がどんどん花開いていったのでした。



岡田麿里さんの生き方に、勇気をもらいました。
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』原作小説を読んだ人の感想・レビュー
原作小説『アリスとテレスのまぼろし工場』を読んだ方々からは、どんな声があがっているのかリサーチしてみると、以下のような感想・レビューが寄せられていました。
正宗と謎めいた同級生の睦実。
引用元:KADOKAWA 読書メーター
そして睦実が引き合わせた狼のような少女・五実の三角関係とも言える「恋」の物語で、感情が大いに揺さぶられました。
時が止まるとはどういうことか、五実の存在と「まぼろし工場」とは何なのかが次第に明らかになっていく展開は鳥肌ものでしたね。
映画鑑賞後に読んだので、映画で描ききれなかった部分が知れたのが良かった。原作の方が色々と生々しいな。
ともあれ、傑作でした。
先日上映開始の同映画を鑑賞して心打たれ、流れや場面ごとの心情を落ち着いて振り返りたくなったので監督書き下ろしのこちらも。
引用元:KADOKAWA 読書メーター
時が止まった町に、変化の禁じられた生活。
鬱屈した少年が突然クラスの少女に声を掛けられ、野生の狼のような少女のもとに導かれる。変化の度に、世界の真実が明かされる度にどうなっていくんだと緊迫が高まった。
そして彼らに発露した想いとそれを成し遂げようと奔走する姿に圧倒される。
彼女に送られる言葉の数々が愛情と慈しみに溢れていて、息が詰まってしょうがなかった。今ある全てに希望をくれた気がした。
傑作。
この世界に存在する大人たち、子どもたちそれぞれの視点から閉塞した状況を描写しながら、正宗と五実、睦実の関係性を軸に、現実とまぼろしの構図やそれぞれが迎える結末はなかなか良かったですね。
引用元:KADOKAWA 読書メーター
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映画『アリスとテレスのまぼろし工場』原作が今すぐ読めるところ・買えるところ


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【まとめ】映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の原作小説は情感あふれる恋の物語だった
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の原作は、監督・脚本も務めた岡田麿里さんの同名小説でした。
劇場版アニメとして映像化されることを視野に作られた作品だけあって、その描写はとてもリアル。
映画を見に行く前の予習に、鑑賞後の余韻を味わうために・・・と、映画と合わせて小説を読む方が多い作品でもあります。
『アリスとテレスのまぼろし工場』は、観る者に何を伝えてくれるのか、ぜひご自分の目で確かめてみてください。



物語は、私たちの世界を広げてくれる。
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